カリマンタンに昔から住んでいるダヤック族の人たちは、色鮮やかな伝統の衣装を身にまとい、羽のついた冠を被って、槍を手に持って勇壮な踊りを舞い、昔ながらの生活スタイルを守り続けて暮らしていると紹介されているけれど、もちろん彼らにも日常生活はあって、いつだって民族衣装を着ているわけじゃないし、毎日勇壮な踊りをしているわけでもない、それはフジヤマ、キモノ、サムライ、ゲイシャと言われている日本人が滅多にキモノを着なかったりすることからも容易に想像できるけど、じゃあ、家の前には立派なパラボラアンテナがあって、ドラゴンボールのTシャツを着て、日曜日には聖書を持って教会に行く彼らは、伝統と部族の誇りをなくしてしまったのかといえば、そういうわけでもなく、ただ単に伝統と部族の誇りを持ちつつも日常生活があるっていうことじゃないのかなぁ、じゃあ、伝統と文化と部族の誇りを守るのは何なんだろう。
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