カリマンタン・アクション!



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1997年そして今年も大規模な森林火災が起きています。

それがカリマンタンのジャングルです。

私たちの日常生活のシワが寄せ集まった結果、火災が起こり、

現在も激しく燃え続けているのです。

こんな状況の中で私にできることはいったい何だろう‥‥。


ジャングルが燃えた原因の1つに、木材とパーム油を大量に輸出するために行った運河開発のために、ジャングルの土が乾いて火がつきやすくなったということがあります。この木材やパーム油を大量に輸入しているのが日本。そういえば最近、手にやさしいヤシ油石鹸、身体にやさしいパーム油といった商品をたくさん見かけます。値段も安いしよさそうな気がしていたけれど、たくさん売れるから、たくさん輸入する、だからたくさん輸出できるように無理な開発を行う、こんな循環を断ち切りたいから、これからは、無理な開発によって生まれた商品は買わないようにしようと思います。だって商品を買うってことは、その商品が生まれてくる過程も含めて、その商品に対して賛成の1票を投じているのと同じだもの。「グリーン購入」というのも参考にしてみようかな。



ジャングルが焼けて、オランウータンの住処がなくなっただけじゃなくて、ペットショップなどに輸出するためにオランウータンの赤ちゃんがたくさん密猟されています。この密猟のオランウータンを一番多く輸入しているのも日本。邪魔な親のオランウータンを殺してから、赤ちゃんを生け捕りにするそうです。仮に密輸入がバレてカリマンタンに連れ戻されてきたとしても、このオランウータンはジャングルの中での集団生活を学んでいないので、すぐにはジャングルには戻れません。しかも戻るべきジャングルの多くは燃えてなくなり‥‥。ああせめて、密輸されたオランウータンを買う&飼うのはやめよう。オランウータンの情報を知りたいときは「オランウータンサバイバル財団」(英語)などを見てね。



燃えてしまったジャングルを再生するのに有効な方法はないだろうかと、いろいろな研究が行われているのですが、この植物も、再生に役立つかもしれないといわれているものの1つです。カリマンタンのジャングルは、樹木が燃えただけでなく、土壌から燃えてしまったために、ジャングルを再生するのは非常に困難な状況にあるのですが、少しでも回復する可能性があるのならば、それを応援したい。で、私ができることは、少しでも現地の情報を知らせて、必要な人材とか援助とかモノとかと現地を繋げることかなぁ。興味を持った方はぜひ、「熱帯林行動ネットワーク」などのサイトを参考にして、関連の研究機関やNGOなどとコンタクトをとってみてください。



ジャングルの再生プロジェクトを行っているパランカラヤ大学の研究者たちは、燃えてしまったジャングルと、まだ燃えてはいないけれど木材の違法伐採などが行われているジャングルなどをグルッと見てまわれるトロッコの線路を敷きたいと考えています。それはジャングルの調査研究のために保護区内を見てまわるためと、この場所をできるだけ多くの人に見てもらうことでジャングルの現状を知り、環境に対する理解を深めてもらうためだそうです。この線路を敷くのに1kmあたり100万円程かかるので、敷けたところから少しずつエコツアーのプログラムとして体験者を受け入れ、そのプログラム代を資金源に次の線路を敷いていきたいそうなので、このプログラムが行われ始めたら、知り合いを誘ってみようと思います。



ジャングルが燃えたもう1つの原因は、エルニーニョのために雨期が来なかったこと。エルニーニョは何年かに1度起こる自然現象なのですが、近年は地球温暖化の影響で頻繁にエルニーニョが起こるようになりました。つまり、いつまたエルニーニョになってもおかしくないのです。もし今のままの状況でエルニーニョになったら、前と同じようにジャングルは燃えてしまうでしょう。これを防ぐために私ができることは、毎日の生活の中で地球温暖化に荷担するようなことはできるだけしないこと。でも電気や車を全く使わない生活もできないし、ならば人力タクシーみたいなできるだけ人工的なエネルギーを使わないものを活用していきたいな。



パームヤシを植えると、ジャングルの水を吸い上げて土を乾かし燃えやすくしてしまうのに、それでもどんどん植えるのは、お金になるから。パームヤシは成長が早くて、3年目からパーム油が採れるのです。だからジャングルが燃えないようにしようと思ったら、パームヤシを植えなくても暮らしていけるだけのお金が儲かる他の仕事が必要になります。そこで、今あるものでこれから売れそうなものを探してみると、ラタン製品がありました。まだあまり海外で扱ってくれるところがなくて売れていないそうなのです。カレーに入れてもおいしいラタン。どこかでカリマンタンのラタン製品を扱ってくれるお店はないかしら。もしかしたら個人輸入もありかもね。



違法伐採やパームヤシを植えなくても、地元の人が暮らしていけるだけの収入を得られる可能性があるものに文化があります。たとえば音楽。独特の楽器をつかって奏でる曲はとても味わい深くて、この音楽に魅せられる人々も多いでしょう。ならば曲をCDなどにして世界各地で販売し、その売上げを生活の糧にしたり、エコツアーで訪れる人々を対象としたコンサートや音楽のプログラムを行ったりしてもいいと思うのです。また織物や染め物、工芸品や絵画など、まだまだあまり知られていないカリマンタン独自の文化があるはずです。自分たちの文化を育みつつ生活の糧も得ることができるようになるために、カリマンタンの文化を紹介するお手伝いなら私にもできそうです。



自分の生まれ育った地域と文化を守っていく力の1つに、未来を見通す力があります。カリマンタンで日常的に行われている違法伐採や、ジャングルの大規模開発などが、すぐそこの未来の自分たちにどのような影響を与えるのかを見通す力がなければ、抜き差しならぬ状況が目の前に突きつけられるまでなにも気づかず、自分で自分の首を絞め続けることになります。これはそのまま日本の私にも当てはまり、どちらかといえば、経済的に豊かな日本であるが故に他のものに対する影響力も大きく、是が非でも「未来を見通して行動する力」を身につけなくてはなりません。このページをご覧になり、もっとこうした方がいいよとか、こんな方法もあるといったことがありましたら、ぜひこのページで紹介させていただきたいので教えてください



制作:カネダヒロコイリュージョンミル