持続のための展示システム

 
 

展示は、単に情報や知識を伝えるものではなく、

考えを深め、広げていく学びのプロセスをつくるものです。

課題に向き合い、自分なりに読み解き、人々とやりとりしながら考えを深め、

共有し、行動につなげていくチカラを育むためのシステムとして、私たちが開発し、

各地の社会教育施設に導入されているのが「アップデイト展示システム」です。

学びのプロセスに合わせてユニットを組み合わせ、更新していくことが自在にできるので、

訪れるたびに新たな発見ができる学びの場をつくります。

アップデイト展示システムの提案

市民がくりかえし訪れる場に

展示替えをしたいけれど、展示が固定的で変えることができない。企画展はしているけれど、一定の場所でしかおこなえないので、全体の印象が変わらない。大幅に変えようとするとたくさんの予算がかかる、といった悩みをかかえていませんか? いつまでも同じ展示では、くりかえし訪れる動機は生まれてきません。新たな展示やプログラムを常に生み出し、それらを組み合わせて、学びを深め広げていくことで、市民がくりかえし訪れる学びの場になっていきます。
下の写真は、アップデイト展示システムを導入した施設で定期的に展示替えをしていった様子です。

特別な技術がなくてもパネルの配置やユニットの組み合わせが自在にできるので、スタッフは展示替えの設営や、来館者にあわせた日常的な配置換えなども簡単にできます。

下の動画は、上記の施設での展示替えの様子です。(下記のURLをクリックしてください)

大きなビジュアル、やりとりを促すプログラムツール、学びを深めるワークシート、情報共有のためのファイリングなど、30種類以上のユニットを自在に組み合わせることで、学びのプロセスに最適な空間構成が可能になります。

スタッフだけで展示替えができる

学びのプロセスにあわせた30種類以上のユニット

自分で考え、発見したことを展示に反映させたり、他の人の発見と出会うことで、新たな発見が生まれます。それらの発見が積み重ねられていくことで、市民の学びが深まり、広がっていくのです。